フリーランスは全て自分の責任

小さなミスもすべて自分の責任

小さなミスもすべて自分の責任

ミスが多い理由はタスク管理の甘さにあり

どんなに仕事ができる人でもミスをすることはあります。しかし、あまりにもミスが多いのは考えものです。フリーランスになると、どんな些細なミスでも全て自己責任です。納期遅れや数値ミスは、顧客に損害を与えてしまう可能性の高い重大な過失です。そのようなミスが起きる原因の多くは、タスク管理が甘過ぎることにあります。メモを取っておけば防げたようなミスやチェック漏れによるミスは、言い訳できない完全なケアレスミスであることを、自分の意識の中にしっかりと植え込んでおきましょう。

ミスが起きる根本原因はどこにあるのか

タスク管理が甘いことがミスの原因ならば、タスク管理をしっかりすればミスは防げます。多くの場合、メモをきちんと取るだけでミスは減ります。自分の記憶力を過信してしまうなら、ミスを減らすことはほぼ不可能だと考えてもいいぐらいです。詳細をメモする必要はなく、付箋などを使って記憶を呼び起こすきっかけを作っておくだけでも十分です。そうすれば、次から次へと増える細かいタスクをいちいち記憶しておく手間も省けます。メモを取るのと同時に習慣づけておきたいのが、メモを見る習慣です。メモを見ることすら忘れてしまうなら、せっかくメモを取ってもミスは減りません。書いたメモや付箋はいい加減に管理せず、決まった場所に置きましょう。一つの作業が終わるたびにメモの場所を確認するなど、自分なりのルールを決めると習慣をつけやすくなります。どうしても忘れてしまうなら、メモを見るためのメモを取ったり、スマホやPCでアラームをセットしたりするなど、自分に気づかせるためにできることは尽くしましょう。ポイントは、自分の記憶に頼らずに使えるツールは使ってタスクをできる限り細分化することです。神経質になりすぎても疲れてしまいますが、タスク確認の習慣がつくまでは、自分に「確認、確認」と言い聞かせ続けて意識を定着させる努力も大切です。

疲れ過ぎている可能性も

フリーランスになると、つい無理をしてしまう人が少なくありません。疲労が慢性化していると、自分が疲れていることに気づけないことがあります。疲れが原因でミスを連発しているようであれば、確認に神経を使うよりも休息を取ったほうが早いでしょう。一時的に無理できたとしても続けていけば弊害は避けられず、顧客からの信用を失う結果になるかもしれません。疲れからくるミスにミスを重ねることによって自信を失ってしまうなら、生活の質は悪くなる一方なので注意が必要です。普段から疲れをためないためにも、時間に余裕を持てるタスク管理を徹底していきましょう。