フリーランスのための手帳によるタスク管理術

手帳を上手に使うテクニック

手帳を上手に使うテクニック

手帳を活用する

スケジュールをスマホやPCなどのデジタルツールで管理する人が増えていますが、フリーランスによくあるケアレスミスを減らす目的ならば、アナログなスケジュール管理方法もおすすめです。タスク管理はフリーランスにとって重要な仕事のひとつなので、リスクを分散させるためにあえて紙の手帳を活用してみてはいかがでしょうか。デジタルの手帳と併用すればチェック体制が2重になり、ミスを減らす効果が期待できます。

手帳に書き込む予定は「全部」

仕事用の手帳だから書き込むのは仕事のことだけと考えられがちですが、フリーランスの場合は仕事とプライベートが混ざっているような状況なので、手帳には予定の全てを書き込むのが基本です。会社員のように平日仕事して週末は休むという法則もなく、昼夜逆転の生活をしていたり、仕事の合間にプライベートの予定が入っていたりする人が多いフリーランスは、仕事とプライベートで予定をわけにくいという事情もあります。手帳を使うメリットは、自分の手で書き込むことによって意識づけできるところです。仕事とプライベートの予定が感覚的に頭に入ってくれば、スケジュールを全体的にイメージしやすくなります。手帳の中に書き込まれた仕事の量が多過ぎるならば、思いきって調整することも大切です。毎日一夜漬けのような仕事を続けているようでは、その場はなんとかなっても先が続きません。適度な間隔で休めるよう休暇を先に書き込み、空いた部分に仕事を入れていくと無理な働き方を防げます。そのようにして心身をリフレッシュする時間をしっかりと確保し、次の仕事の活力を補いましょう。

探しやすい仕様にしておく

デジタルなツールとは違って、手帳は紙のページを自分でめくりながら使うことになります。タスクが詰まってきたりスケジュールが長期に渡ったりするようになると、どこに必要なことが書いてあるかわからなくなってしまいがちですが、手帳にページ番号を入れておくと後で探しやすくなります。全て手帳に書き込むと中身がゴチャゴチャしてしまうので、後で調べたいことや思いついたことなどについては付箋を活用するという手もあります。

助けを求められる人の情報を入れておく

フリーランスは個人で働いていますが、自分1人では背負いきれない量や質の仕事を請け負った場合などに他の人の協力を仰ぐことがあります。ビジネスパートナーとして頼れそうな人がいるなら、専門分野別にリスト化しておきましょう。そうすれば、困ったときにどこへ連絡すればいいのかがすぐにわかります。自分にはない能力を持った他の人の力を借りることによって、さらに大きな仕事をこなせるようになることもあります。